Do Workshop!

【A Do B no1】 yellow-inc.


上の図を見てください。今回お話をお聞きした会社の「Do」以前「Do」以降
を模式図で表してみました。左のマスは9つ、右のマスは3倍の27。
これは、同じ収納場所にどれだけ「ヘルメットが収納できるか」のイメージです。
yellow-inc.〈株式会社イエロー〉
きっかけは、2005年に発生した福岡県西方沖地震でした。
割れたガラスが降りそそぐ中を、避難する人たちの映像を見て、
未来に向けて何をするべきかを考え、「タタメット」の開発が
はじまったそうです。



「ヘルメットを畳むことができれば、家族分をコンパクトに収納できる」
このアイデアは家庭だけでなく、都市防災にとっても有効なものでした。
地価の高い東京において、収納スペースはとても貴重です。
来るか来ないかわからない「備え」に、どれだけスペースを使うか、
社員数の多い企業程深刻な問題です。
「ヘルメットを畳む」というアイデアでは止まらない。
それを実際に作ってしまう。Doですね!
その後も、2009年にスタッキングできる「カクメット」開発。
2010年に折りたたみ式の防災ずきん「タタメットズキン」開発。
へと繋がっていきます。

Do Workshop! が活動を開始したのが2010年末でした。
映画『サウダーヂ』の応援企画として「ドカタ」をイメージして、
オレンジのカクメットをシンボル的に被って活動してきました。

2011年の東北地方太平洋沖地震が発生。
世界的にもリスクの高い東京都心部において、
ますます「備える」ことの需要性が高まっています。

本日、お話をお聞きした森田 壮さんのが目指すのは
「国民一人に一個、タタメット」とのこと。
新しい「タタメットBCP」「タタメットズキン2」
どちらもデスクの引き出しに入ります。
この機会に、マイヘルメットを持ってみませんか?
思い立ったらDo!